自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

朝ご飯

渡は、朝が早い。私の実家の2階で寝てた私たちでしたが、渡がおきて階下にいくと、私の父が起きてしまうので、おきたら、隣の部屋でトーマスのビデオをみて過ごすように伝えていました。だんだん祖父になれてきた渡は、わざとビデオをつけっぱなしにして、足音をしのばせて、階下へ・・。私もビデオがついているので、渡は二階にいると安心していました。渡は朝早く階下にゆき、父に英語と日本語を駆使し、食パンにとろけるチーズをのせさせて、オーブンで焼き、そのトーストの端に、マーガリンをぬるという指示をだしていました。しばらくして、私が渡がいないことに気がついて、あわてて、階下にゆくと父と渡が向かいって、仲良く朝ご飯を食べていた。

父も

「渡が何をいっているか、わからなかったが、いろいろ手をかえ品をかえ、言ってくるので、こうかなぁ?と思いながら、やったら満足してたべたので、二人でご飯食べた。」

といってました。なんか、この光景がとても微笑ましくて・・。父はさぞかし困っただろうけど、渡も心得たもので、通じないからといって、パニックをおこしたりはしないで、ニコニコと、父と朝ご飯を食べていました。今日で、2005年はおしまい。ブログを読んで下さった皆様、ありがとうございました。どうぞ、よい新年を御迎えくださいませ。