自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

渡のもめごと

今日は、うちの弁護士さん(正確には、うちで雇っているのは、アドボケイトといって、弁護士の一歩手前)から電話がありました。渡は、幼稚園を2回やっているので、(私の地域は、幼稚園から義務教育)1学年だぶっています。

これは、普通の子供でもよくあることで、日本でいう2月や3月生まれの子供は、こちらの親は、わりと平気で、入学を遅らせます。なので、香穂のクラスでも20%近くの子供は、香穂より1歳年上です。いまカリフォルニア州は、予算カットなので、まずは、障害児から、元の学年にもどす運動がさかんです。私の住むところは、小学生は、5年生までしかなく、6年生から、中学1年になります。なので、現在4年生に通う渡を9月の新学期から、6年生に進級させてくださいというのが学区の意向。障害児の飛び級なんて、きいたことがない私は、もちろんのこと、反対して、アドボケイトをやとっています。

ところが、先日、学区の学生を扱う人(Student Supervisor)がやめたというので、ほっとしていたのですが、新しい学区のstudent supervisorは、なんと、私が一度だけあったことのある、サイコロジストの人。実は、私は、この人が苦手です。私の言葉に耳を傾けてくれず(英語がヘタだし)これしなさい、という指示語が多く、あからさまに威圧的にくる感じです。身長が190cmで100kgあろうか?と思うガッチリした男の人に見下ろされて、大きな声で、

「これしないさい!」とガンガン、英語で巻くしたてられると、英語が話せない、身長158cmの私は、ただただ、まる虫のように、小さく丸まってしまいそうになります。

さて、この件、どのようにもってゆくか?です。