自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

学校見学Part5

学校見学にいってきました。今度は、カウンティが運営するクラスです。

カウンティが運営する自閉症専門の中学部を見たので、生徒数は、8名。先生は、フィリピンから来た先生で、よくできてるクラスでした。しかし、気になるのは、メインストリーミングが、現在受け入れクラスが、少なくて、(中学になると、普通学級の生徒との学力の幅が広くなります)思うようには、いかないということでした。

あと、校舎が、プレハブなので、運動場の離れたところにたっています。カウンティのオフィスの支店のようなものも、その隣にあるのですが、他のクラスから離れて、自閉症児のクラスがあるというのも、ちょっと難点。

一緒に見学してくれが、サイコロジスト(カウンティの心理学者)の人は、渡が小さい時から、見てくれている人なので、圧力をかけられず、ゆったりと見れて(たまにこの学校にきめないとえらいめにあわずぞ、みたいな、圧力を感じるサイコロジストもいます)とてもよかったけれど、このクラスについては、シンシアと話し合わないといけません。

中学部になると小学部の時より、問題が大きくなってくるので、考えないといけないことも、要求も多くなってくるので、IEPも一筋縄ではいかないですね。

とにかく、このクラスをみたことによって、学区の運営するクラスは、渡には、無理なのでそのことは、IEPチームにきっちり伝えてゆかねばなりません。

けど、学区の人は、学区のプログラムに渡が入ってくれたほうが、予算が安くすむので(定員が、普通学級と同じなので、1クラスに18名いれてもいいわけだし、自閉症の専門クラスではないので・・・)これはずーっと戦っていますが、学区も譲らないので、戦いは、まだまだ白熱してゆくことでしょう。