自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

渡の乗馬のクラス

先日福祉の方から、教えていただいた渡の乗馬のクラスをみてきました。

同じ市にあるので、近くかとおもいきや・・。私の家から、車で片道40分かかりました。

夕方のレッスンなので、渋滞にあうので、実質は、1時間以上はかかるでしょう。でレッスンは、30分だそうです。

昔は、この乗馬のクラスも福祉のほうで出してくださった時代があったそうですが、今は、予算カットと、障害児が増えすぎたために、(現在、子供の5.5人に1人がなんらかの障害があるとアメリカでは発表されました)自己負担になります。私、一人で見に行ったのですが、先生は、とてもやさしくて、いい人でした。

実は、私は、渡に自閉症の診断がおりた時に一番にしたことは、香穂に乗馬を習わせました。香穂も運動があまり得意ではなかったので馬の力をかりれば、なんとかスポーツができるかも?と思ったことと、そこに渡を毎週2回つれてゆけば、馬を怖がることがなくなるだろうということからでした。自閉症のことを文献で読んだりいろんな人に聞いたら、どうも自閉症時の中には、生き物が苦手な子供が多い。考えた挙句、一番大きな動物に慣れれば小さいのもOKだろうとおもい、乗馬につれていったわけです。そこで香穂がレッスンをうけている間、渡は、草をとって馬に上げるというのを、私から、教えられて、喜んであげていました。以後、馬は大好き。で、たいてい馬を飼っているところは、ネコや犬などのほかの動物も飼っているので、私と渡は、香穂のレッスンの間、しこたま、動物と遊んで帰宅してました。

好きなことの記憶力だけはいい渡は、馬は、やはりいまでも好きなようで、26日から、始まるクラスのことを話したら、やる気マンマンで張り切っています。