自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

2015-01-01から1年間の記事一覧

久しぶりに娘とDVDを一緒にみて、涙ぐんでしまった。

今日は珍しく、早くあがったので、自宅で、DVDを娘とみました、渡が小さい時は、こういうことはできなかったので、幸せな時間でございます、 みたものはこれ、 この森で、天使はバスを降りた [DVD] 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ 発売日: 2000/…

自閉症の渡のデート

渡が女の子から、映画を観に行きましょうとFacebookで誘われました。軽く誘われたのだと思うのですが、ご本人は相当嬉しかったらしく、私に100回くらい、 「土曜日は映画。土曜日は映画。」 と言っておりました。そりゃーうれしいねえ。母の私も大喜びでござ…

時代設定の難しさとすごい本

香穂に1冊の本をプレゼントしました。考証要集。 考証要集 秘伝! NHK時代考証資料 (文春文庫) 作者: 大森洋平 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2013/12/04 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (22件) を見る どういうものか?というと、時代劇などで設…

渡の心臓検査の日

渡の心臓の専門医の初日です。渡の医療のほうのデータに少し気になることが出て来たので、心臓専門医のほうに行って下さいということで、行ってきました。急に決まった心臓医の訪問ですので、大丈夫かな?と思ったのですが、とにかく、アメリカの専門医とい…

なんとも心寂しいカップルが、自閉症の子供を訴える裁判の話

9歳の自閉症の子供を1年前に近所に住んでいたカップルが犯罪者として訴えた話。こちらをクリック→自閉症の子供を公的不法妨害と訴えてるカップル あまりに情けなくて、訳する正常メモリが働かないので、とりあえずリンクをあげてみました。内容は、 近所の…

渡、クラッシックカーショーにいく

渡がクラッシックカーを街で見かけると、大興奮するので、クラッシックカーショーにきた。ところが、どうも、彼が興奮するのは、 現代の車の中に、たった1台だけある昔の車。 という不規則性らしいということが、今日判明。全てクラッシックカーだと、あま…

子供達が公文を22年間やってきたので....

考えてみたら、我が家の子供たちは香穂からはじまり、渡がまだやっている公文は、22年続けています。なので、私も22年公文に連れて行っている訳です。特に渡は横についていにないといけない訳で。娘は2歳から開始、大学が始まる18歳になる2ヶ月前に終了。16…

九州大学の学生さんに講演会をしてきました。

九州大学の学生さんがいらしているので、頼まれて講演会をしてきました。いろいろな学部の学生さんがたくさんいて、2時間枠でしたが、何度も爆笑が、おきたので関西人のわたしにとっては嬉しい限り。質問も45分では、まったく足りず、2時間の講義時間に加…

自閉症の渡の通勤

最近わかったこと。どうも今年(8月中旬から新学期が始まる)から息子は、一人でMilpitasという街まで電車とバスを乗り継いでボランティア・ジョブにでかけているらしい。 シリコンバレーは公共交通機関がほぼ壊死しているので、ものすごく時間がかかる。朝…

龍谷大学の学生さんにお話してきました。

先日、龍谷大学の学生さん数十人にお話してきました。関西弁が通じるので、話しやすかったですねー。私は京都にある大学という認識でしたが理工学部は大津にあるそうで、いやー大きくなった大学なんだなーという昔の意識を変えた感じです。学生さんはみなさ…

メキシコのお母さんがすごすぎる件

会社で遅くまで仕事していると、メキシコ系の掃除のおばちゃんが来てくれます。いつも明るくて、綺麗にしてくれて、わたしも少しでもお手伝いしようとゴミをまとめておいたりすると、 ありがとう! けど、いいのよ!そんなことしてくれなくても。本当にあり…

死ぬほどおいしいアメリカのご飯

お友達がお肉を焼いてくださる、というので、飛んでいきました。BBQですね。 到着して、すぐに見せてもらったのは、このお肉。1人1枚だそうです。 すごーー。お肉だいすきな わたしとしては、大喜び。豚肉なのですが、こんなに大きなお肉、日本では食べるの…

開発リーダー、自宅近くが大火事になる

開発リーダーの自宅の近くが、大火事になりました。最近、会社にきては、「ビルが燃えてる夢を見た。」とか、区役所みたいな公的期間が燃えてる夢をみた」とよく言っていたのですが、これって予知夢? リーダーの家の近くには、ショッピングセンターがあって…

お姉ちゃんの同窓会

香穂が同窓会で、3日間旅行に出ます。お姉ちゃんが大学院に通うようになってから、自宅以外で泊まることはなく、旅行は常に一緒だった渡。姉命の渡はどうなるか?と思ったけど、至って平気。ちゃんとお姉ちゃんと話しをして、僕は、家で待っているから、楽…

ハイキングの怖さ

私はサンノゼという人口100万人の都市に住んでおります。都会ですねー。今日は日本から人が来ているので、家から8分ほど車を飛ばしたところで、ハイキングをしてシリコンバレーを一望できるところに行ってまいりました。ハイキングの入り口のところに立った…

渡の最後の年が始まる

渡の義務教育最後の年が始まります。アメリカは22歳まで職業訓練を含めた教育が行われます。渡の先生が辞められたので、本日は新しい先生との面会日。残られた先生がセットアップしてくださいました。 真面目そうな女性の先生で緊張のあまりか笑顔が少なかっ…

ディズニーランドでの自閉症の渡の楽しみ方

さてさて。渡が待ちに待ったディズニーランドの日。事あるごとに、 お姫様は僕の事が好き。 と渡の地軸はお姫様。 そんな事してるとお姫様に嫌われる。 という言葉が世界一嫌い。 惚れちゃったんだねーというお姫様に会いに行きました。 お姫様の前にでると…

被災地の子供たちへの講演会 Tomodachi プロジェクトでのお話をしてきました。

ディズニーランドでのお話は明日かあさってにするとして、私のお盆の時期のライフワークになりつつあるTomodachiプロジェクト。東北から高校生がソフトバンクの助けを得て、3週間バークレーに勉強にやってきます。 その講演会です。この講演会。実は、最初…

どこまでもひょうきんな自閉症の渡

今年の夏休みは、家族全員のスケジュールが会う日がなんとたった4日だけ。娘は、夏の授業を取っているため、学年最後の月曜日に大学院近くまで迎えに行き、そのままディズニーランドへと車を走らせました。この月曜日で、夏の授業が全て終わるので、ほっと…

アメリカで3人前のピザをお願いします!というと、どうなるか?

初めて行ったレストランでのこと。ピザを頼もうとしたのですが、初めてのお店なので、サイズ感覚がわからない。なので、 3人分のピザください。 と頼んだら、でてきたのがこれ。 どう見てもベットだろう、これ!!!! というピザが出てきた。これは絶対に太…

どうみても半人前じゃない、半人前のサラダ

朝。1人前のサラダを食べるほどお腹は減ってなかった&最近体重もきになるので、半人前のサラダを注文しました。カリフォルニアのCobb サラダ。このコブ・サラダは1937年にハリウッドのBrown Derbyというレストランのオーナーのハワード・コブさんが作ったも…

渡にお客様がやってきた!

渡を訪ねてくださった藤田ご夫婦のお話。 渡が小さいころ、今から13年前。報道写真家の藤田努さんとおっしゃるかたから撮影申し込みがきました。数ヶ月ほぼ毎日密着取材で撮影させて欲しいというものです。当時自閉症に対する認識というのがまだまだのころで…

自閉症の渡、パトカーに乗る。

Autsim Safety Fair(日本語でいうと、自閉症の子供の安全を守る縁日) というのが、PHPという全米最大のリソースセンターで行われました。 まず。 PHPというとIT関連の方は決まって、違うことを想像しますが、ここは、障害をもっていたり、発達に遅れがある…

渡が全米公文協会から盾を頂きました。

渡が、公文の数学の試験にパスして、全米公文本部から表彰され、盾を頂きました。もらった途端に、開発リーダーに持って行きたいと大騒ぎ。公文が終わってから慌てて見せに来ました。写真を撮るというので撮ったら、今度はfacebookにもブログにもあげろと。 …

たった19州しか特別支援教育の連邦の要件を満たしていないというニュース

自閉症のNPOからのニュースで、2013-14年の障害者教育で、アメリカで19州しか連邦が定めた特別支援教育の要件を満たしてないというニュースが入ってきました。カリフォルニア州はもちろんのこと満たしていない。渡の先生は苦労してましたもの。学区やカウン…

文章を書くのも話すのも嫌いな自閉症の息子が文章を書くようになってきた

渡の一番の苦手は、文章を書いたり話したりすること。宿題とかででるとまだ少しはやろうとするけど、基本は嫌い。日記をつけるといいよーとか昔からよく言われたけど、ご本人はこれがどうも虚しいらしく、やらされてる感を醸し出して、大嫌い。 そんな渡が最…

きびしいアメリカの大学院

香穂が大学院課程の真ん中の試験がありました。プレゼンですね。これに落ちたら、退学。追試は無し、という厳しいもの。 いやーご本人より母のほうが緊張。 娘は午後からのテストでしたが、早めに大学に行き、待っていたら、午前は2名が落ちたらしい。その…

集中できない自閉症の渡に教えるのは難しい

暑さのためか、なかな集中できない渡と話していました。いやー、渡も疲れてるんだろうな....こうなるとどうしても自閉症の症状が出易くなる。けど、やっぱり公共の場所では、「うー。」とか「あー。」とか、突然声を上げるのは、みんなも暑くて疲れてるのだ…

運転免許試験場での自閉症の息子のこと

渡の書類更新でDMV(日本の運転免許試験所のようなところ)に行ってきました。ここは身分証明書やら、いろいろな書類もだすので、いつもすごく混んでいます。予約なしで待ち時間1時間は覚悟。予約があっても20分は待つというところで、マイクの音も、周りの…

アメリカの大学院がひえぇぇ--だと思うこと。

娘が大学院の途中のミッドポイントという大きな試験に入ります。娘の大学院は、学期ごとに期末試験もあり、学期最中には、小さなテストや、中位のテストが常にあって、どれもきっちり成績に響いています。 その中で、大学院のプログラムを4年とか3年とかと…