自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

お姉ちゃんに会いに行く旅 その3 いざ、ディズニーランドへ

さて、二人ともディズニーランドの服を着て、いざ、ディズニーランドへ。

渡の目的はお姫様に会うこと。

無事に会えました。ここからいろいろなお姫様に会ったのですが、感動したのが、シンデレラ。

渡がカタコトの英語で、

「シューズ、シューズ」というと、

突然ドレスをめくって靴を見せてくれて、

「心配してくれてありがとう。あれから、私の靴はもう脱げないように、ストラップがついたので、なくすことはないのよ」

......すごっ!神対応。

これだから、ディズニーランドはすごい。明日は、いよいよお姉ちゃんが予約してくれたキャラクターとご飯が食べれるストーリーテラーズカフェ(Storytellers cafe )というレストランとカリフォルニア・アドベンチャーのことです、

 

お姉ちゃんに会いに行く旅 その2 すごい鳥にあった

さて、朝もホテルのプールで泳いで、高速道路が空いてきたのを確認してお昼前にロサンジェルスに向かう私たち。

お昼をバーバンクという街でいただきました。ここはまだまだ昔ながらのダイナーがあって、私も渡もご機嫌。サンノゼはたくさんあったダイナーがどんどん閉まってしまい寂しい限り。

私も渡も嬉々として注文。顔面2個分のミートソース。なぜここまで山盛り??という感じ。手作り感があって最高だけど、この量はないわー。渡がパスタを残したのを初めて見た私。

私は半人前のサンドイッチを注文。

いや、こんなに重めのクラムチャウダーをつけられたらどうみても一人前。

さて、ご飯を食べたらお姉ちゃんが仕事が終わるまで動物園です。ロサンジェルス動物園まで行きました。園内は広い、広い。

私が好きなバク。夢を食べないで草、食べてました。

ライオン

などもいて、なんだか、やっぱり動物園はウキウキする。

キリンの親子もいて、大人のキリンをみてから子供のキリンをみると、持って帰っておもちゃ箱に入れたら、入りそうな気がする...。だけど、この子供でも3mはあるそうで、無理。

今回一番驚いたのは、鳥のショー。いろんな鳥を紐もつけずにどんどん飛ばしてくれて、全てのとりがきちんと指示どうりに飛んで、動きます。

おっさんくさいフクロウ

圧巻の飛び方のわし

ところで、今回一番最後に出てきたこの鳥の寄付を集める集金力がすごい。


芸持ちな鳥

すごい芸だわ。さらにもっとすごいのはこちら。


お金を集める商売上手な鳥

渡が自らお金を差し出した!守銭奴の渡からお金を巻き上げた!これは、すごい。

我が家にもほしい1羽。

経営に困っている動物園は、この芸を鳥に教えてください。

さて、お姉ちゃんの仕事が終わりそうだと連絡があったのと、動物園の閉園が同じ時間。

夕飯を一緒に食べました。

渡、ご満悦。

さて、そろそろ今夜のホテルに向かわねばということで、少し渋滞につかまりつつも無事にディズニーランドのホテルに到着。

すっかりクリスマス仕様でした。

部屋に入るとなぜかワイングラスが用意され...なぜホテルの人が私が呑むと知っていたのだろうか?娘ように甘いものまで準備されている。

ということで、呑まねば。

香穂とはどんどん話しまくって、夜はふけていく...。

渡は簡易ベットがバンビだったので、大喜びでそこに寝ることになりました。

渡からのお姉ちゃんへのお礼の品はこれ。

香穂がたべていたのを思い出した模様。いやー、なんだか釣り合わないけど、香穂は喜んでました。優しいおねえちゃんでよかったねぇ。私が姉だったら「これかよ!」とか言いそう..。

さて、明日はディズニーランドです。

お姉ちゃんに会いに行く旅。その1

8月からお姉ちゃんの香穂に会いたい。ディズニーランドに行きたいと言っていた渡。けど、香穂、渡、私のスケジュールがまったくあわず。やっと11月のこの週末に時間が合った。香穂が招待してくれるということになり、ホテルの準備から全て行ってくれました。とにかく車で行って途中でいろいろなところに寄ることになりました。まずは最初のドライブインに立ち寄る。ここは、孔雀などが大量にいて、池もあるので、亀もたくさんいて、公園もあってと渡のお気に入りのところです。私はなぜかいつも孔雀のオスに前に来られて、羽をわっさわっさ、と広げられます。これは求愛の意味だということは聞いたことがある。今回も告白されました。

けどまだ子供のようで羽が綺麗に伸びきらず、「未成年です。」という感じ。呑めないお子ちゃまとは付き合えないので、丁寧にお断り申し上げました。

 

途中、眠くなるといけないので、スタバに寄ったら、なんとHappy hourで1杯買ったら、もう一杯は無料だったので、渡にはココアを。

得した気分。

夜にロサンジェルスの渋滞にはいるのは嫌なので少し手前でお泊まり。

渡は、ホテルのプールが貸切状態で超ご満悦。

水温は結構低くて、寒かったけど思いっきり泳ぎまくりです。

わかる人にしかわかならい「犬神家ごっこ」

佐清(すけきよ)が出たところで、「そろそろ部屋に戻ろう!」となって、母は渡といろいろ話ながら、ワインの時間。

このワインは値段ほどではなかったなーともいつつもご機嫌でいただきました。

さて、明日は、香穂のお仕事が終わって合流するまで動物園で遊びます。

 

 

殺人事件までおきるルイジアナ州発祥のポパイズという人気のフライドチキンのお店

カリフォルニアには、ルイジアナからやってきたというPopeyes というケンタッキーフライドチキンのようなフライドチキンのお店があります。

うちの会社の隣にもあって、いつもわりと混んでいます。普通のものとスパイシーなものがあって、スパイシーは結構人気です。

渡は、お仕事をすごく頑張った時のご褒美にお昼にここのチキンを食べれることがあります。ご褒美の時は、一人でお金をもって歩いて買いに行き、会社に帰ってきて食べるパターンが多いです。

先日もお仕事をがんばったので、でかけたものの、いつまでたっても渡が帰ってこない。店で揉めたか?と思って見に行くと、なんと店の外まで人が並んでおりました。えっ?なにが起こったのか?と思い、店の中までいくと、渡もちゃんと注文を終えて待っている。

逆算すると、注文できるまで、20分かかっている。

それで待ち時間は?と画面をみると 、なんと待ち時間の平均時間が47分。

ないわー。ファーストフードで、これはない。結局、渡は会社で待つことにして、やっと渡のチキンがやってきたのは、40分後。トータル1時間待ったわけですね。一体何が起こったのか?と思ったら、うちの社員の人が教えてくれた。若い人は情報が早い!

教えてもらったことは、Popeyesは、期間限定でチキンサンドを出すらしい。これが大人気で、この発売期間になると、どこのお店も1時間待つとかはザラ。前回は8月で、待ってる間に喧嘩がおきて、殺人もあったらしい。

今年も喧嘩があったことがニュースになっておりました。そりゃそうだろう、お腹すかせた人を集めて1時間待たせれば、喧嘩もおきるってっておもっておりました。

これがチキンサンドイッチ(よーするにチキンバーガー)が包装紙に包まれた状態。

あけるとこんな感じ。

普通にパンとピクルスとお肉だけです。

なかなかいけましたが、そんなに長く並んでまで食べるものではないと思った。

日本では米軍基地のキャンプ座間内にあるもようです。

相変わらず飛ばしている渡の公文

渡は、まだしつこく公文の国語に通っています。先日の問題。回答は後ろの箱の中から選びなさいとありました。

高校生の兄には、陸上競技のクラブに入っています。種目は、(   )です。

正解は、棒高飛びなのですが、渡の回答は秀逸。

そんなクラブ、私もあったら、入りたい...。

 

ロサンジェルスから帰ってきたら、開発リーダーがえらいことになっていた!

ロサンジェルスから帰ってきて、会社に出勤したら、開発リーダーの車がすごいことになっていた。

バンパーの後ろになにか刺さってるし、バンパーも傷がついている。

自分の目を疑いました。だって、バンパーに何かが刺さってる?いやいや、訳がわからない...。

「なんじゃこりゃ??」

と見た途端、むちゃくちゃ????が頭にでてきましたが、聞いてみるとこんな話でした。

夕方、880号(高速道路ですね)で止まっていると、後ろから車がぶつかってきた。どうも左斜め後ろから、無理やり車線を変更して後ろにぶつかったようです。

渋滞の列の最後尾にいたリーダーは、もちろんそのまま後ろからぶつかられて、後ろの車のライトが割れて、バンパーにつき刺さったそうだ。

前の車との車間も適切に取っていたし、タイヤも雨期の前に新品にしっかり替えてあったので、微動だにしなかったそうです。なので、そのまま玉突きのようになることもなく、ぶつかってきた車の前のボンネットは切り立つ山のように見事に半分にそびえ立っち、廃車状態だったそうですが、リーダーは無傷。

すぐに路肩により、後ろの車の保険情報などを聞き出していると相手は19歳の女の子で、免許取り立てでわりと新しい車を運転してるとわかったそうだ。そんな子が、無理な車線変更するかな...。

すぐに警察を呼んだけど、警察より早くその子の母親が現地に来たそうだ。

スムーズに情報交換もできて、警察もすぐにきてくれて、Case numberもすぐにでて、保険会社からも100%相手の責任です。という連絡が入ったそうです。そりゃそうでしょう。正しく止まっている車にぶつかってきたわけですし。けど、やはり話を聞いてきて背中が寒くなりました。これが真正面から後ろからぶつかっていたら、どうなっていたかと思うと、ぞっとしました。相手の車は廃車ですし。相手の女の子も無傷だったのも不幸中の幸いです。

こういう貰い事故は避ける道がないですし、できることは、なるべく渋滞は避けようことくらいだよね、と話しておりました。リーダーが元気で生きててよかったと思った日でした。 

娘の職場に連れて行ってもらった

朝ご飯を娘と食べにいきました。

夏か?と思うような温度に、私も季節がわからなくなりましたが、植物も「夏です」と認識してる感じでした。

11月にこんなに綺麗に朝顔が咲くなんて...。

次の用事があるので、早朝から私が大好きなアメリカの朝ご飯を出す店につれていってもらい、朝からがっつりいただきました。

美味しかった!焼いた野菜に卵とチーズ。こういう朝ごはんは大好きです。見た目はすごいけど。

娘の働く会社の本社社屋のツアーもしてもらいました。

ここには制作部門はないので、娘のが働く方のオフィスにも連れて行ってもらって、いろいろな方達がお声かけしてくださって、挨拶させていただきました。あぁ、子供が成長して働いているんだなーと実感しました。

小さい子供の頃からここで働きたいと言っていて、夢がかなったんだなぁ。としみじみと思いました。お仕事はなかなか充実しているようですが、母の私は、絵が全く書けず、美術の時間が一番嫌いだったので、いまいちピンとこないし、私は絶対にできない仕事だな。と話を聞くたびに思います(←誰もしろともいってないし、誰も頼まないけど:笑)子供の頃からクラスでは目立たないけど、小さいステップを積み重ねて行くの得意だったので、継続は力なりなのかもしれないです。

渡も絵の才能はいまいちで、けど、とにかく、我が家の子供達はどちらもお仕事が大好きで、サボらない。母も仕事が好きなので、そこだけが家族の共通点なんだろうなと思った今日でした。

ちょっとロサンジェルスまで

ちょっと用事でロサンジェルスへ。ロサンジェルス空港は苦手なので、バーバンク空港に到着。もと軍用だった空港はとても小さくて、すごく使い勝手もよく、最高でした。

荷物がでてくるターンテーブルが屋外というもかわいくて、驚いた空港でした。

こんな感じの空港。

夜の時間は娘とゆっくり夕飯。

母のツボを抑えて店。

「私が運転するからさ。いくら飲んでもいいよ」という言葉に

「いい子に育ったわー」と思う不良が治らない母親。気が済むまで飲ませていただきました。

 

 

 

歳をとるということ

日本からお友達がやってきているので、夕飯前にぶらりと近くのバーへ。

すごいビールの種類。

さてご飯をたべながらじっくりと飲み始める

このバーボン、最高でございます。香り高く、ずっと楽しめる感じ。

かれこれ20年のお付き合いになるお友達。うちの子供達が小さい時から仲良くしてもらっているのだけど、今は、娘も大学院を卒業してから、数年かたつ。長くいきるということは、お友達の縁も長く深くなるということね、歳をとるのもいいねーって思った今日でした。

 

 

ついにハロウィーン

ついにハロウィーンの日がやってきました。渡は今回は配る側にまわるということで仮装も何もしませんでした。「大人」なのだそうで、子供達を歓迎する役に回るそうです。

私は当日会社で仕事をしていたのですが、まー、3時くらいから渡から何度も電話がありました。

 

1回目の電話。

我が家は猫を3匹室内で飼っております。そのことについて。

「猫を3匹、香穂の部屋に閉じ込めていいか?」

ハロウィーンで子供達がやってきて、扉を開け閉めするので、猫が逃げてしまう可能性があるので、どこかに閉じ込めたい。

香穂の部屋は、今は猫の住処のようになっていて、水も全てあるのですですが、別に私にわざわざ電話しなくてもいいだろうに...と思うけど、どうも緊張している模様。

 

2回目の電話。

「お風呂に入っていいですか?」

どうも子供達を迎えるにあたり、きちんとしたほうがいいと思ったらしく、先に風呂に入りたかった模様。へんなところで、紳士になろうとする渡。

 

3回目の電話。

「夕飯は早くすませられるように、早めにラーメンを食べていいか?」

食べてる最中に子供達がきて、すぐに出れないのがいやだということらしい。

 

ということで、電話が何度もかかるので、私の珍しく、夕方5時すぎには上がって、家にもどりました。なんと、先に風呂に入った渡はパジャマになっていた。やはり自閉症のきまったパターンで風呂上がりはパジャマらしい。

いや、そこはもう一回洋服着よう。パジャマで住人がでてきたら、怖いから...。紳士には慣れない渡。ということで、きちと服に着替えて、次から次へとくる子供達に、とどこおりなくキャンディーを配っておりました。

 

Happy Halloween!