自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

自閉症の渡、無事に23歳のお誕生日です。

渡が23歳になりました。

今年は、バタバタとしたため、渡のリクエストでご希望のイタリアレストランでの誕生会になりました。

その日のスケジュールはその日に決めるという傾向がある自閉症のために、朝、突然友達を呼ぶと言ってみたり大変でしたが、なんとかみなさんにお祝いしてもらっての誕生会にこぎつけました。

レストランでは、ケーキのプレゼントをいただき、大満足。

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母は、この店の天井のワインが気になって仕方がない。

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日本育ちの参加者は、

「このワインは、地震がきたら、どうなるのか?」

と一番に言い、アメリカ育ちの参加者は、

「うわぁぁぁ〜!すごーー。」

と驚くという...。

さて、やっと渡の新しいプログラムも落ち着いて来ました。

現在の渡の毎日は、朝は、5年目に突入する飢餓撲滅運動のボランティア活動や自立訓練に勤しみ、午後から夜遅くまでは、データ入力、整理、会計事務などの仕事をバンバンこなします。土日もお仕事をしたいという日はしています。なかなか公文ができない日も多くなってきましたが、数学は相変わらずやっています。

なんだか、他の23歳よりはるかに忙しい感じがする渡です。

充実の青春...っていう感じだけど、まだまだしなくてはいけないことは大量にあります。

母は、渡が小さい時に何度か緊急病棟に担ぎ込まれて「家族を集めてください」となった我が子が死なずに、元気に、笑顔が多く楽しんで23歳になってくれたことに感謝、感謝でございます。多くの人の支援を受けて、微力ですが社会の役にたち、社会の一員として努力している渡を見るのは感無量です。

多くの方々の支援のおかげでございます。

ありがとうございます。

さて!明日からも頑張ろうねー。