自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

家庭用の大きなゴミ箱が忽然となくなり、ショックな渡に嬉しいことがやってきた!

カリフォルニアにお住まいの方はご存知かと思いますが、こちらでは、週に1回ゴミの回収がやって来ます。ゴミが回収に来る前夜、道路に大きなゴミの箱を出しておけば、次の日に回収車がやってきて、回収が終わっているというもの。もちろん回収が終わったら、自分で家の裏庭にまたゴミ箱3つ(生ゴミ、リサイクル、庭のゴミ)を片付けます。渡はこの

道路にゴミ箱3個を出し、ゴミの車回収車がきた後に、箱を裏庭に片付ける係

を我が家で12年やっています。ちょうど干支が1周しました。この12年、渡は雨の日も嵐の日も、停電の日もたった一度たりともこの仕事をさぼったことも忘れたこともありません。勤勉というか真面目というか…。とにかく仕事が好きなんですね。

 そんな先週、ゴミの回収車がやってきてゴミを回収し終えたので、出先からもどってきた渡が生ゴミ用のゴミ箱を裏庭に片付けようとしたら、忽然となくなっていた...。先々月、綺麗なゴミ箱にかわったので、どなたかが持って行かれた可能性大。泣きそうになる渡。

 「大丈夫、ごみの人がまた新しいゴミ箱をくれる」と説明したのですが、12年間やっていてこんなことは初めてで、あまりのショックに夜も寝つけない模様。

 翌朝、お姉ちゃんが登場し、渡をなだめて、なんとか落ち着く渡。それで彼の目の前で、市のゴミ担当に電話してくれて、新しい箱が来ることが決定し説明したら、やっとホッとした模様でした。

 本日朝早くに家の前に新しいゴミ箱が置いてありました。

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満面の笑み。「渡が一生懸命働いたから、まっさらな新しいゴミ箱を頂けたんだね。」というとさらに喜ぶ。よかったねー。