自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

米大統領選のアメリカ史上、初めてじゃないかと思うこと

トランプの女性差別発言で撤退すべきという声があがり、副大統領候補もトランプを支持的ない。と発表した今日。メディアもこのニュースを取り上げて、トランプのわいせつ音声を流すため、我が家の子供達は選挙戦は、ネットで見るということになっています。こんな言葉を渡が覚えたら、もう大変です。いや、こういう人が大統領候補になったのさえ、驚きです。大統領選のことは、いろいろなメディアが取り上げているので、ちょと違う角度から感じたこと。住民として生活圏の中で、この選挙を見てて思ったことを記載。

4年に1度の大統領選挙ですが、「4年に1度お祭りが来る」というふうに捉える人もいるくらい大統領選挙の年は賑やかです。多くの人が、車のバンーパーなどに支持する大統領候補のステッカーを貼り、自宅に庭には、支持する大統領候補の立て札をたてる人が出てきたりします。アパートの場合は窓に外から見えるように貼ったりする人もいます。応援する候補のTシャツをきている人も出てきたりします。なので、大統領選の年に全くアメリカのことを知らない人がアメリカにやってきても、誰が立候補してるのか?ということは、すぐにわかるくらいになっていて、半分とまではいかないまでも、多くの人の「あぁ、この人、この候補を支持してるんだな」と誰でもわかる感じです。大統領選挙の年に支持する候補者の名前を外でみない日はないわけで。

ところが今回の大統領選。私はまだどちらの候補の名前も4日に1回くらいしか車を運転してても歩いていても見ないことです。本当に大統領選挙の年なの?という感じです。テレビやネットをつければ、大統領選挙の年だなぁ...とわかりますが、普通に車を運転していたらわからない感じです。祭りが中止になったような感じといえばわかるでしょうか?おおきなお祭りの前には、ポスターや、宣伝がところどころにあるのに、この祭り自体がなかったことだと思うくらい静か。異常な感じです。それでも田舎のほうを走ると高速道路沿いにある農家の人が、畑にトランプのおおきな看板を立てていますが、それも本当にまばら...。あまりにもまばらすぎて、

「お金払うから立てさせてください」とお願いしたのかな?と思うくらいの数しかありません。高速道路沿いにしかないのもなんだか変。

祭りの騒ぎの大統領選挙の年は、それはそれで、「なんだか無駄使いだなー」と思っておりましたが、今回は、あまり静かすぎて不安を覚えるほどです。

こんな選挙戦ですが、選挙権を持つ渡も今回の異常さはわかっているらしく、誰に投票するのか?を明確に示しています。まだ投票用紙もきていないのですが、私は個人的には「わいせつな言葉を何度も何度も朝から版までテレビで流すのはやめてほしいし、たとえトランプが大統領に選ばれることがあったとしても、すぐにリコールが起こることは確実。そのかかる経費は国民が負担する部分が多いわけで。勘弁してほしと思います。