自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

自閉症の息子を22年育てて、理解した教育に関すること

明日で息子はアメリカの義務教育を修了します。自閉症の息子を育てててわかったこと。

1.自閉症が、あっという間によくなる様なことはない。←断言。

2.障がいがあってもなくても、子供の教育というのは日々の積み重ね。

ということ。例えば、なんらかのマジックがあったとして、障がいが突然なくなったとする。それでもやはり教育というものは、毎日の積み重ねからきます。けど学びというのは、各自違うということ。学校での学び方が学校に通う生徒全員が一致することは将来ないも無いと思います。なにを言いたいか?というと、40人のクラスだったとして同じ授業をうけたとしても、その授業での理解度が全員一致ということはないわけです。障害があるからというので、一番に政府がすることが、「教育を諦めさせること」であってはなりません。その子供が学ぶために専門家や周りの大人などがどこまでできることがあるか?できない場合はどのように対処するのか?を明確にすることが大事かと。