自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

猫のハーミーと兄妹のような自閉症の渡

我が家には、猫のハーミーがおります。今年から飼い始めました。ハーミーは前に飼っていたWindyと違い、結構渡に甘えております。前のWindyは、12年我が家にいた猫です。こんな猫→海を見た猫

前回飼っていた時は、猫のほうが渡に気を使っていた感じでした。渡が抱っこしようとしても抱き方が不慣れなので、変な抱き方になってしまって、猫は心地よくない。なので、逃げればいいのに、渡が近づくと抱きやすいように形を変えて、抱き上げるのをじっと待っているような猫でした。

ところが今年からハーミーを飼うようになり、面倒は子ども達2人でみているために、ハーミーの餌やりなども渡は参加しています。いままでは猫のほうが渡に気を使っていたのが、最近は渡のほうが猫に気を使っています。渡は平和主義なので、猫もどうもそこに甘えている感じ。たとえばこんなふうです。

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渡の肩に乗ってきます。渡は肩から降りて欲しくても、言えないヘタレ...。けど、まんざらではない様子。甘えられて嬉しい模様です。なんだかお兄ちゃんが年の離れた妹の駄々っ子を聞いてる感じです。ちょっとは、頼られているということもわかってきていて、なんだかしっかりしてきている渡。そりゃそうよね。いままでは、怒られたり頼りないと思われることが多かったものね。頼られることはなかったので、嬉しいのよね。。

落ちないようにお互いでバランスをとりながら家の中を歩いております。

なんだか、やっぱり渡も成長したんだなーと思いながら見ておりました。

ちなみに渡が着ているのは私の祖母が綿を自分で叩いて、一針一針すべて手縫いで作ってくれた亡くなる前の最後の半纏です。渡は非常に気に入っていて、なぜか私のところから取っていくので、男の子なのに花柄..とも思い、何度も話したのですが、どうしてもこの半纏が欲しいというので、交渉成立で渡のものとなりました。