自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

自閉症の渡の言語療法のテスト日

相変わらず飛ばす渡です。本日は、言語療法(スピーチセラピー)のテストの日です。最後のテストの残り。渡が一番の苦手は言語。

絵を見せられて、質問に答える。

ブロッコリーを見せられて、速攻で、「ブロッコリー」。嫌いなものは、断るという対応をしないといけないので、回答が早い。

 "No ブロッコリー"

といいながら早く次のページをめくれという指示を出す。嫌いらしい。

名詞は結構できるので、難なく切り抜けたものの、次は質問が変わった。

斧やのこぎりやハサミの絵を見せられて、

何に使いますか?

の問い。正しくは

切る。

ところが息子の回答。

危ない。ひじょーーに危ない。

吹いた

さらに、質問は進む。六角形(hexagon)を見せられて、

これは何?

渡、しばし考えた後。そのままヘキサゴンと言ってはいけないと思ったらしく、

Stopのサインが書いてある、看板の形。

いやーそこは素直に、へキサゴンでいいよ。後ろで見ていた私と香穂。

笑いまくり。

昔だったら、

「あーこれもできない、あー。またできない」と焦ったかもだけど、いまは話せなくてもコミュニケーションをとる方法がいろいろあるので、焦らない。渡もにこやかにテスト終了。

ぼく、すごい?とセラピスとさんに聞いていた。セラピストさんに褒められて、納得して帰ってきた渡です。