自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

緊急に運び込まれた私

朝起きたら、クビから背中、右腕にかけて驚くような痛さでした。あれ?とおもったものの、座ろうとしたら、もだえるばかりの痛さ。これは、座れないどころか、立つ事も不可能。寝ているとまだ大丈夫なのですが、お手洗いにもいけない。今日は渡も学校が休みなので、すぐに病院に行く事が決定。電話したら、なんと主治医がお休みの日でした。

看護婦さんが電話で話してくれて処置方法を教えて下さったのですが、痛みは減らず、どんどん増して行きます。看護婦さんの指示通り、近くの緊急に行く事になりました。友達の車にのせてもらい、病院に到着したものの、緊急の部屋まで歩けない。

娘にささえられて、なんとか待ち合いまで行けました。待ち合いでも座れない為に、横になって待っていると、すぐに呼ばれました。うちの近くの救急は、待ち時間がない。

ここで入院したこともあるので、カルテもあり、スムーズですが、問診を座ってやるために、痛くて座れない。

緊急の部屋に移動したものの、歩けない上にその部屋も椅子なので、結局、ゆかにうずくまるしかなく。すぐに看護婦さんがベットをもってきてくれて、着替える事になりました。ドクターが来てくれて、Xrayをとる事になり。ストレッチャーで搬送。

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痛くて、言葉が出にくい私。英語は腹式呼吸なので、痛みに響く。看護婦さんから、入院できるか?との問いに私は娘に日本語で、ぼそぼそと

「夕飯がステーキだったら泊まるけど、それ以外だったら、帰るって言って!」と返事したら、娘が

「母は泊まれません。帰ったら薬などは私が見ますから、大丈夫です。」と答えてた。私が、

「えーー!!なんで、夕飯のメニュー聞いてくれないのよ!」と言ったら、

「ここはレストランじゃないから。さらにステーキ食べれるくらい元気なら、帰れるでしょう!」という正しい解答。たしかに....。

結局、Xrayでも異常が見つからず、痛み止めをお尻にまで打たれてしまった。けど、あまり効かない。帰宅することになりました。帰ると私が病院に行くときに、軽くパニックだった渡が笑顔で迎えてくれました。自閉症特有の突発事項に対処できない。というものですが、渡は私が病気になるのが一番嫌い。

私が寝ている間も私の部屋でアングリーバードをやっておりました。どうも看病している気持ちらしい。

さてさて、痛みもまだあるので、数日は寝たきりが続きそうです。