自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

再び東京へ

午後の新幹線に乗って東京です。お仕事をこなします。

実は新幹線のフォームで、イギリス人と思われるカップルがおりました。

香穂が

「あっ、イギリス人だ。」

と、いいます。英語のアクセントがイギリスなまりだそうです。

男性が私のほうをみて、2人でこそこそと話していたそうで、背中をむけていた私はわからなかった。香穂が

「なんだか、Tシャツのことを言ってるよ。」

というので、

「えっ・・。どうしよう・・。」

実は、今回、2泊連泊という場所がなかったために、洗濯が出来ず、ホテルで寝る時は備え付けの浴衣をきていたので、最後の綺麗な一枚だった寝間着用のTシャツを着ていたのです。

「どうしよう・・。これが自宅で寝間着として使っているTシャツだってバレたのかな???」

と言うと、香穂があきれて

「あのさ。あのイギリス人が自宅で何着て寝てるか?なんて、知ってる訳ないじゃん。ほんと、そういうところ、訳わからないこと言うよねぇ。」

と冷静な香穂の突っ込みが入りました。



「そのTシャツのデザインだよ」

「・・・・これ?あっ、やっぱ駄目だったかねぇ・・」

きる前に相当悩んだのですが、あまりの暑さに一日2枚のTシャツを消費していた私。Tシャツには、

"Out of wine. Life of crap"(←ワインが全部なくなった。人生なんてクソだ。)

と書いてあります。(言葉が悪いですが、香穂が訳すると、こうなるんだと言いはります。)


ワイーナリーで試飲する時にも着ていたこのTシャツ。必ずワイナリーの人が

「あなたの人生がこれで楽しくなるよ。」

と言いながらワインをついでくれるものです。


やっぱ紳士の町イギリスではこんな下品なTシャツって着る人がいないのかもしれない・・。


するとイギリス人の女性のほうが、じろじろと私のほうを見始めた。あいかわらずこそこそ話している。

つかつかと彼女が私のところに寄って来たので、

「あまりに下品だ」といわれるのかと思いきや。

「あのぉーーそのTシャツの事で聞きたいのだけど・・。どこで買ったの?私も欲しくて。いいシャツよね」

と褒められてしまいました。こんなTシャツを褒めるイギリス人っていったい・・。オンラインでかったので、そのことをお知らせすると、

「そっかー!!じゃ、私も買うわ。ありがとう。」

と言われました。


香穂には、

「なんだかいっつも人を呼ぶねえ。。」

と言われた私。

まーギャグが通じる人でよかったです。

ちなみに来ていたシャツはこれです。

http://www.lifeiscrap.com/out-of-wine-t-shirt

寝間着でウロウロしてはいけませんね・・・。