自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

渡と乗馬

渡は、現在サマースクールに通っています。現在の渡のサマースクールは、最高におもしろく、遠足に行ったり、乗馬に行ったりです。週に3回乗馬で、週に2回は勉強という感じです。

実は、渡は乗馬が得意。昔も少し習ったのですが、乗馬2回目にして、後ろ向きに乗って馬を走らせ、グランドに1列に並んで立っている棒に輪っかをいれてく。というのをやってのけました。輪っかを持って乗る訳ですから、もちろんのこと、両手はふさがっています。これは、乗馬は続けたいなーとおもったのですが、なんと渡には、馬の毛のアレルギーがあり、しばらく通ったある日、重いアレルギーがでて危険が状態になったので、渡が馬をいやがって、ずっと乗馬から離れておりました。


現在は、体も大きくなり、抵抗力もついた渡。先生には

「馬の毛のブラッシングだけはやめてね」

といってあることも幸いして、少し鼻がでるものの、ご本人は、大喜びの様子です。

生き物は自閉症には、いいといいますが、本当なんだなー。と思いました。まぁ、自閉症全員が生き物がむくとはおもいませんが・・・。

けど、なにもしないで生き物を好きになることはないので、少し工夫はいるかもしれません。

我が家の場合、自閉症が生き物を怖がることは知っていたので、渡が1歳のころ、

「なんか、おかしい自閉症かも」

って思ったときに香穂を乗馬クラスに入れました。生き物かなにかまだわからないころに、生き物に会わせておこうと思ったのです。

香穂が乗馬をしてる間、渡は、馬に草をあげたり餌をあげたりして、触ったりして馬と遊ばせていました。1歳から馬と遊んでいると怖くもないようでした。馬は柵の向こう側におりますし。香穂も乗馬ができ、渡も動物になれて、一石二鳥でした。夏の間、乗馬を楽しんでもらいたいですね。

渡、馬は、家で飼えないので猫我慢してね。