自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

マラソン

Palo Altoでやっていた、Palo Alto Moonlight runというマラソンに出てきました。10km、5kmがあったのですが、私は5kmを選びました。なんせ8日ほどしかGymにいっておらず、今回の目標は完走。来年大学生になる子供をもつ母の私が5kmを完走できるのか?が、とても気になっておりました。

現地につくと、スポンサーのいろんな屋台のようなものがでており、無料で、ジュースや、クリップ、エコバックにコーヒー、果物、ケーキ等々を配っておりました。散々、物を頂き、さて、走る準備です。

10kmは、まともに時間を計って、走ります。5kmは、ほぼお祭りです。タイムも計らなければ、スタート前には、ビリー隊長みたいな人がでてきて、エアロビクス調で、準備運動をします。なんて明るいんだ。5kmは、夜道の足元の悪い細い道を走るので、けが人が出ないようにの配慮でしょう。


さて、スタートです。第1グループ、第2フループ、第3グループにの順番に並び、自分の足が早いと思う人は、第一グループで出発というわけです。まったく走ってない私は、第3グループから、出発。

最初の1kmはほとんど走れません。というのも、道が細く、たくさんの人がつっかえてしまい、前の人を抜けないからです。みんなだらだらと歩くしかない感じです。私もだらだらと歩いておりましたが、少し道が広くなり、1.5kmを越したあたりから、真剣に走り始めました。

とにかく、歩かないと決めていたので、走っていると、どんどん人を抜かしていけます(だって、第3グループから出発しているので、前に人がたくさんいる。)最終的に10kmマラソンの人と同じコースになるので、男性には、抜かれましたが、女性にも女子高生にも抜かれることなくゴールインできた私。ペースはまったく落ちませんでした。練習してないで、これなので、もしかしたら、私、10kmマラソンも出れるかもと思ってしまい・・。


やはり昔、多動の渡をこれでもか!と追い掛け回したときの脚力は、残っているようです。

今、多動のお子さんを毎日追いかけている御母さん!数年後には、マラソンで入賞し、賞品をたくさんもらえるかもしれません。そう思えば、毎日の多動の子供の追いかけも無駄ではないかも・・。

数ヶ月後には、10kmマラソンに出ようかな?と思っている私でした。