香穂は、お洋服のブランドに興味がない。日本の学校に通っていたら、もう少しはマシだったかも。。と思うのだけど。
先日も人種差別のことがニュースで流れていて、
香穂: 人種差別って、雇用するときにもあるよね。ほら、abalone(アバロニ)もあったじゃない!訴えられた・・。
私:Abalone(アバロニ)ってアワビのことだよ。寿司屋の雇用の差別?
香穂:えっ?アバロニってあわびのことか・・違う。ほら、服屋だよ、ほらほら・・
私: そりゃ、あんた、服屋のブランドのアバクロンビー(Abercrombie & Fitch)では?
香穂: そうそう!それ・・。
私:・・・・
こんな香穂が日本に帰ってなにも起こらないわけはない。日本にかえれば、言語の壁が待っている。
お正月に高知のお友達の家で、香穂がうまれて初めて、駅伝というものを見ていたときのこと。アナウンサーが、
「注目の華(はな)の2区。2区にご注目ください!」というアナウンスに、香穂いわく、
「誰の腹(はら)の肉に注目すればいいの?」
さらに、
「ごぼう抜き記録保持者の○○!」と選手の説明があると、
「えっ?これ、走ってる最中に、ごぼうも抜くの?」
もう笑えない私。
この話を帰米して、他の御母さんに話したら、
「うちもありました。”人ごみ”っていう単語をきいて、”ママ、日本って人もゴミ箱に捨てちゃうの?”」
・・・・・帰国子女は苦労します。日本語は難しい・・・・