自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

高知へ

朝4時40分に起床。5時半の電車に乗って、高知に向かいます。

6時の新幹線に乗り、岡山からあんぱんまん列車に乗り込みました。

あんぱんまん列車って

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渡は見て喜んだものの、電車に乗ったら、車体のアンパンマンは、見えないので、落ち着いて乗っておりました。電車は、徳島に入り、大歩危小歩危(おおぼけ、こぼけ)を通過しました。土讃線は、大歩危小歩危が電車から見えます。

学生時代には、自転車部だったので、四国を自転車で走っている私。そのときに、ここに自転車できました。久しぶりにみる大歩危小歩危は、やはり綺麗。

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そうするうちに車内アナウンスに爆笑した香穂。

「この電車、ギャグ?」と言うので何かと思うとアナウンスいわく、

大歩危(おおぼけ)停車の後は、○○、○○、の次は、後免(ごめん)に停車いたします」

だって。

「ボケた後、ごめんってギャグだ」

と大笑いです。

12時半には、高知に到着。

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荷物をホテルに預けて、日曜市へ。香穂と私は、名物のいも天を食べ、大満足。私は包丁も買いました。

日曜市の終点の高知城へ。上まで上ると、なんと、高知城は、休館。がっくり。けど、渡はお城の前のハトに大喜び。マメを買うというので、お金をわたすと売店のお姉ちゃんに

「マメください」

といい、マメのエサをいただきました。エサをあげることができると理解し、興奮している渡は、大声で

「ありがとう!」

といい、お姉ちゃんは、にっこりわらって、

「ありがとうござしました。」と返してくださいました。

さて、マメやりです。

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あつまってくるハトに大喜びの渡。もう一袋買うというので、かうと、今度は、手からあげておりました。

お城は、中を見れないので、写真だけとり、今度は、歩いて、

坂本龍馬出生の地まで。

ところが、城から降りてきて歩くと、こんな絵が路上に・・。

山内一豊も、内助の功の千代も、”やなせたかし”にかかると、こうなります。

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香穂と爆笑したあと、歩いて、坂本龍馬出生の地へ

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そこから、さらに歩いて、坂本龍馬の生まれた街記念館へ。

なんと、高知は、すごい。こういう公立の記念館が、18歳以下は入場無料な上に、障害児・者を連れてると(証明するものが必要なようです)介護者は、無料に。我が家は、全員無料で、記念館に入れます。太っ腹。高知!

記念館も私たちの小さいころとちがい、3Dがあったりで、とても楽しくできていました、渡も3Dに食い入ってみておりました。2階にあがると、自分で操作できるビデオがあり、大喜びの渡でした。

渡は

坂本龍馬を学んだか?」というと、否ですが、十分楽しみました。

さて、ここから歩いて、電車にのり、はりまや橋に向かいます。はりまや橋は、香穂も渡も興味がなく、その隣の小さい休憩所のようになっている公園をお気に入りになっておりました。  

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渡は、おみやげ物の前にあった看板に顔をいれて、写真を撮れといいます。こういうものをみつけると必ず写真を撮らないと気がすまない渡です。

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さて、歩いてホテルに向かいます。とまったホテルは古いのですが、部屋がひろいので、ありがたく、今日は、雨が降ったりやんだりで、とても寒く、その上、服がぬれたので洗濯をしてのんびりした夜をすごしておりました。今日は、2万歩歩きました。