自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

仙台で講演会

さて講演会当日です。雪です。こんな感じになりました。鹿児島では、Tシャツでヘヘラとしていた私は、ちょっとびっくり!

11月になぜ雪なのだろう?とおもったのですが、あわてて外にでて、撮影して、すぐに香穂に送りました。

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渡が雪が大好きなので、さぞかし嬉しいだろうと思い・・。案の定、渡は、喜んでいたようです。

泊った北ホテルは、朝ご飯がしっかりしていて、このようなものが出ます。

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あまりにおいしかったので、手前のお皿にあるものをすぐに食べてしまった私。お魚やたまご、野菜入り味噌汁、納豆と、黒い米、五穀米、赤米が日がわりで出て、これは無料です。仙台にいかれる方は、お勧めです。部屋は狭いですが、寝るとき以外、部屋にいない私には、あまり関係がありませんが、部屋で長時間を過ごす方には、ちょっと大変かも。

さて、朝から、東北大学の教授がお迎えにきてくださり、通園施設であるなのはなホームに行ってきました。ここで45分の時間内で講演会です。

お母様方に講演をするのですが、ここのお母様、すごい!よくがんばっています。自閉症になによりも大事な早期療育をしっかり行っているこの施設。先生がとにかくみなさん明るく、子供たちが笑顔。母子通園施設がないカリフォルニアに住んでいる私は、通園は、親の負担では?と思っていましたが、ここの御母さんたちは、パワフルです。親のつながりもできて、いいなぁとうらやましくなりました。園長先生もパワフル。こういう療育施設に 小さいときから通わせることができるというのは、すばらしいことだと思います。まだ診断がついていないお子さんを通わせてる御母さんたちは、特に頭が下がります。この時期に団体行動ができる子供さんは、すばらしいと思います。

元気をたくさんいただきました。

ここで、昼過ぎまで時間をすごして、東北大学の先生にまた、お帰りをお願いして仙台の町を車で回っていただきました。医療施設等、先端を走ってるイメージがありました。いいですね。仙台。

次は、夕方前になるので、最後あわてて駒の湯に向かいました。

ここで、しっかり温まり、気合をいれて、夕方の仙台市役所の施設で、講演会です。ボランティアの学生の方たちと合流し、雨交じりのぼたん雪が降る中、ツアーに参加された学生の方たちと一緒に駅から、ずぶぬれになりながら、会場へ向かいました。雪で、寒い上に、外はまっ暗。しんしんとふる雪の中をボランティアの学生さんたちと会場まで歩くわけです。もう涙がでそうなくらいうれしかったです。寒いし、連休の前の晩だし、学生ですので、デートもしたければ、自分たちの都合や、論文の都合もあるにもかかわらず、一緒に濡れながら、暗くて寒い中を歩いてくださいました。

頭が下がります。私も学生時代は無遅刻無欠席で大学に通いましたので、マジメなほうだったとおもいますが、連休前日の夜に彼氏とのデートを差し置いて雪の振る中ボランティアをしたか?と問われれば、?マークです。

学生さんたち、本当にありがとう。

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さて講演会ですが、今回最後の講演会になります。質問もたくさんでて、報道の方(東日本放送)もいらしていただき、盛大な講演会になりました。

ありがとう御座いました。

いつも4時間くらいの内容のものを1時間半で話すため、バタバタしてしまいますが、質問もたくさんでて、よかったです、ありがとうございました。

講演会後は、みんなで打ち上げです。私は、大好きな日本酒を飲み放題ということで、ガンガン注文し、幸せになった夜でした。

皆様、お世話になりました。さて、明日は、成田経由で、自宅に戻ります。