自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

Tech Museumへ

香穂が学校が早く終わった上に、宿題が少ないというので、Tech Museumへ行ってきました。ここはサンノゼにある博物館で、シリコンバレーらしく、コンピューターや機械関係の博物館です。目的は、いま、やっているBody World2です。ここで、身体測定を無料でやってくれるというのに行きたかったのです。いざ行ってみると、身体測定の機械は、会場の入り口の片隅にあり、会場の中は、本物の人体の展示、受精卵の分割、人間の筋肉の動きが超リアルで展示されておりました。人体には、あまり興味のない私たち。というかむしろ苦手・・。渡は怖がって、本館のいつも遊ぶと所に早く戻ろうというし、香穂も私もあまりにリアルで、引き気味・・。香穂に

「どういう人がこういうところに自分の人体を提供したんだろう?」

と聞くと、

「ほら、ゆみちゃん、死んだら臓器提供するというのに、サインしてるじゃない?あの中に子供たちのEducationのためにも提供しますとか言うのがあったりするんじゃない?そこにチェックすれば、できるんじゃない?」

と言われてしまった・・。たしかに私は、アメリカで、臓器提供に同意していますが、正直、これは、嫌だなぁ・・。やはり、子育て中のお母さんや、子供たちに私が死んだら、私のつかわなくなった体を使っていただきたいな。ちょっと帰って調べてみようと思った私でした。

本館に移ってからは、渡は、宇宙飛行士のように宇宙の世界を体験できる乗り物にのったり、香穂が設定したコンピューターの画像で、ジェットコースターの乗り物を体験したり、地震を体験したりして、遊んでおりました。とっぷり日も暮れるまで遊び、帰りは、和食のお店ご飯を食べて、久しぶりに遊んだ一日でした。おもしろかったね!