自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

熱波

サンノゼは、連日連夜、熱波です。夜中でもまだ部屋の中は、34度とかです。

サンノゼの町のほうは、停電で、外で寝る人がでてきたそうですが、蚊が媒介する、ナイルウィルスがでて、躍起になっているサンノゼ市は、必死になって、外で寝ないで下さいと訴えていました。

我が家の子どもたち、この暑いのに、一言も暑いと言わない。

なんか、ひたすら、我慢している気がする。

我慢強いんだろう。

あいかわらずパパは、出張だけど、

「ダラスのほうが、サンノゼより涼しい」

という、ちょっと、むっとしてしまったメールが来たっきりだ。

そんな暑い中、

香穂は、扇風機にぬれたバスタオルをかけたり、扇風機の前に凍らせた水を置いたりして、

いろいろ工夫をしている。

渡も、扇風機の前に立ったり、自分で、自分の飲み物を冷蔵庫に入れたり、顔を何度も洗ったりして、工夫している。

あんまりかわいそうなので、

「映画でも見に行こうよ。映画館涼しいよ」

と話したけど、どちらの子どもも

「いいよ。家にいる。」

というので、無理やり引っ張っていくこともできず・・。

我が家でたった一人

「暑い、暑い」

と叫びつづけて、暑さに耐えれなかった私一人で映画館に行ってきました。

で、途中で香穂に電話して、

「大丈夫?暑くない?」

と聞くと、

「大丈夫だよ。ゆみちゃんが、いないと静かで涼しい」

どうも、我が家の熱波は母の私だったらしい・・・。