自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

新年会

きのうお話した、女性のグループの新年会が、サンフランシスコでありました。私は、係りのほうでしたので、ドタバタと走り回っていました。企業からプライズを集めたりするのは、大変でしたが、みなさん

「あっ~!ゆみちゃん。お久しぶり!元気だった?えっ?何々?」

<・・・説明する私・・・>

「あっ~!そうなんだ。いいよ。あげるよ。いくつ欲しい?」

といって、こころよく次から次へと御寄付をいただけて、ほっとしました。

ご無沙汰している無礼の上に、寄付のお願いに上がるわけですから、失礼この上ないのですが。ごめんね。みなさん。今度から、あまりご無沙汰しないうようにします!

新年会に参加されたみなさんには、2つづつのプライズがつき、それ以外にもお土産というので、

いろいろ頂きました。すごかった!今年は、サンフランシスコ大地震(San Francisco earthquake of 1906)からちょうど100年。この女性の会は、来年50周年になるそうです。中には、2名、50年前から、参加なさってる方もいらっしゃってました。

この会では、うちの香穂も一緒に障害児のキャンプなどには、お手伝いに行ったりします。

そーいえば、このメンバーの中には、なんとパンナム航空、日本人初の元客室乗務員が、いらっしゃいます。

香穂は、ちょうど、"Catch me if you can”というトムハンクスの映画をみていたところでした。この映画は、パンナム航空をだまして、パイロットとして、ヨーロッパなどを飛び回った人の話がでてきます。これが、実話で、香穂は、この映画の話を元パンナムの客室乗務員の方にボランティアの合間に話していました。香穂と彼女の会話は、最初日本語。もりあがると英語で二人でワイワイと話し始めて、とてもたのしそうでした。

話は、ディカプリオ扮すす詐欺師が、パンナムパイロットになりきり、数年に渡り飛行機にのってヨーロッパに行ったりしていた。彼は、いまは、FBIで小切手詐欺を見破る人として、働いているそうです。彼は、パンナムにきちんと謝りにきて、お金も返金した。という話をしていただいたようでした。香穂も映画に出た人の話が、まさかボランティア先できけると思っていなくて、興奮して帰宅しました。けど、いいですね。こういう、うちの母の年齢に近い人と一緒に働いて、こうやって、ワイワイと話ができて、興奮できるなんて、いい環境だと思う。

この会から、伺う、日系老人ホームなどの話をきくと、いつも思うのは、日本人でこちらにいらっしゃっている方は、長寿の方がとても多い。サンノゼマーキュリー新聞でも取り上げられましたが、移民の方の寿命とアメリカにアメリカ人として生まれ、ずっと住む方々の寿命は、平均で10年以上違うそうです。食べ物への気遣いと、よく働くのが、運動のかわりになっているのでは?という話でしたが。わたしが読む日系の新聞でも、訃報欄をみても80歳以下でなくなっている人は、ほとんどいません。日本の朝日新聞では、60歳とか、50歳とか、見たよなぁ。。とおもいつつ。ここにいると、食事が手作りが多くなるので、みなさん、気配りをされるからかもしれません。お味噌とかでも、手作りでつくったのを頂けちゃったりしますし。すごいなぁ。。先日この会から、訪問させていただいた、日系の老人ホームでも10名ほどの中に元気な100歳の方が、2名いたそうです。すごい!そう考えると、私はまだ人生折り返し地点にも達していません。まだまだいろんなことができるかな?