自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

香穂の病気

香穂が調子が悪くなってきました。学校や、習い事を休むことが嫌いな香穂が私の

「今日。学校休む?」という問いに

「休もうかなぁ。。」という答えが。これは大変!2週間ほど前から、香穂の友達7人が見事にSTREP THROAT(溶連菌性咽頭炎)にかかっているので、うつったのでは?と思い、休日診療に走りました。

おじーちゃん先生がでてきてくれて、またこの先生が、ノンビリ見てくれるので、香穂にとっては、とてもいい感じの先生でした。先生、ちょっとお耳が遠くなっているらしく、香穂の声が聞き辛かったようです。香穂も先生になんとなく言われて、あっ、と気がついて大きな声で話して、丸く収まり・・。いろいろ診てくださって、溶連菌性咽頭炎のテストもしてくださいました。これは、大丈夫だったのですが、なんと先生から、ひどく喘息が出ています。といわれてしまいました。そうだそうだ!うちは、渡以外にも香穂も喘息だったんです。この先生、とても正直な先生で、

「僕は、喘息はそんなに詳しくないんだよね。」といいながら、思いつくことを言うねと言って、掃除機をかけなかったか?カーテンは、洗ったか?などなどを聞いてくださいました。

喘息は我が家は、渡がひどいので、もちろん、室内は床張りで、生地のカーテンは使っていないことを伝えました。私が思うに、渡のおかげで、いままでたくさんの医者や専門家に会いましたが、わざわざ

「僕は、医者だよ。」とか

「僕はプロだから」と口にする人というのは、いつも後々トラブルが起こり、???マークが最後につきます。わざわざ口にしなくては、いけない理由は、なんなんだろう?って思います。

私は、こういう正直な先生が好きです。先生は先生で、得意分野が、あって、苦手をわきまえて、きちんとほかの専門家に回せるっていうのは、いいと思う。病気なんて、一杯あってすべてにマルチで治せれば、逆に恐ろしいし。

結局、香穂は喘息のほうが重く、今日明日は、家で休みなさい、という指示でした。

「明日サッカー無理だな・・」とガックリの香穂。あまりに落ち込んでいて、かわいそうだけど、しょーがないね。神様がくれたお休みだと思って、休むしかないよ。香穂いわく

「だって、誰にも会えないんだよぉ・・。」といってました。渡と遊べばいいじゃない!といっていたのですが、実は、渡も、なんとなく香穂の喘息を気遣って、いつもよりいいコにしてるので、香穂がおじょくろうと思ってもおじょくれない・・。接触しないように、静かに・・を心得ています。兄弟喧嘩もできなくなってしまいました。まっ、こうい日もあるよ。明日は、家でお餅でもついてノンビリしようよ。