自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

渡のクラスの新入生

先日、渡のクラスに新入生が入ってきました。かわいい子供ですが、教室にいる間中、寝ていた子供です。

今日、学校にゆくと、起きていた。これがあたりまえの姿なのですが。

起きているとたしかに、落ち着きがない子供です。彼は、言葉をほとんど発さなかったのですが、今日みていたら、「あっ、あっ、あっ・・アップル」と、アの発音の仕方から、教えてもらって、私にでもわかるように、ずいぶんクリアに話していました。すばらしい・・。いつも突っ伏して寝ていた彼には、上と下がわかるように、凹凸のついた、座布団と、ビーンズの重石の入った、ひざ掛けのようなもの、などが、渡されていて、きちんと座れるようになっていました。立ち上がろうとすると、シンシアから、「どこにいくの?何をするんだっけ?」というような質問がされ、ふっと思い出したように、席に帰ったりしていました。すごい!数週間で、ここまでにしてしまうシンシア先生ってやっぱりすごいなぁ・・。私は寝ていたところしかみていなかったので、目を開けて前をみていると、すごくかっこいい子供さんです。目をつむって寝てしまうのには、もったいない、澄んだ目をしているので、やはり学校に居るときは、この澄んだ目で、いろいろ学んで楽しんでもらいたいと思う私でした。