自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

アカデミー賞アニメーション部門は、Coco リメンバー・ミーが受賞しました。イチ押しの私はうれしい。

日本では、3月16日封切りのリメンバー・ミー(邦題) Coco(原題)が、受賞しました。

これはすごい!

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予告編はこちら。

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これは、劇場で見た方がいいです。DVDでみると半減してしまいます。イチ押しだった私は本当にうれしい。今年見るべき映画の一つです。

涙を拭うタオル持参で3月16日は劇場へ向かってくださいませ。

仕事が好きな自閉症の渡

TAXシーズンになり、会計のお手伝いをしている渡は大忙しです。朝6時からおきて、仕事だ!仕事だ!!と大喜び。

朝5時間仕事をして、お昼ご飯を20分ほどですませて、また仕事。作業確認をしている間は、youtubeでもみて遊ぶのかとおもいきや、脳が作動しているらしく、公文ばかりしております。結局、9時間ほぼほぼぶっ通しで、公文と仕事をしていた渡。いやー。仕事が面白いっていいな。羨ましいなーと思った日でした。

男性を泣かせてしまった私

ここのところ、あまりにバタバタでしたが、私は元気に生きていて、先日もお願いされた企業の方達の前で、プレゼンをしてきました。おもにデジタルマーケティグの話などもたのまれたのですが、Voice4uの話などもするので、自閉症の渡の小さかった時の話などもします。そうすると、聴講されていた方が男泣きされました。まだお小さいお子様2人のお父様だそうで、もし我が子が...と思うと涙が出てきたそうです。

そりゃ、そうです。この男性は本当にお子様が可愛くてしょうがないのだと思います。誰だって我が子が障がいがあると言われたら、嬉しい人など一人もいません。けど、生まれてきたからには、子供は育てないといけない。障がいがあるとわかったら、いままで自分の描いていた「大きくなったら、一緒にキャッチボールをする」とか、「酒を酌み交わす」とか、いろいろな夢があるだろうけど、描くのが難しくなります。あきらかに自分とは違う人生を我が子があゆむということで、さらにその道が「茨の道」に見えてしまうからでしょう。

親も大変ですが、子も大変。大忙しの毎日になることは確かです。

だけど、育てて見て思ったのは、「まぁ。悪くない育児だったな」ということ。大変だけど、充実してました。本当に母としては、いろいろ学ばせてもらったし、知らない世界をいっぱい渡を通じて教えてもらいました。

一番大きかったのは、私が渡を育てていなかったら、お友達になれなかったであろうすごい人たちと数えられないくらいお友達になれたこと。

母親なのですが、育ててもらった感じもしますし、渡から与えられたことがあまりに大きくて、感謝しかないですね。

うちの娘ともよく話すのですが、

渡は、渡でよかったよ

とのこと。渡らしく生きているねということです。

まだまだ育児は続きそうですが、こんな感じを思った講演会でした。

お勧めコミックをみつけた。ゲイのカップルのお話です。 #きのう何食べた?

最近、図書館でみつけたコミック。

弁護士と美容師のゲイ(このゲイという言葉もあまり好きじゃない私...。)のカップルのお食事のことや、生活にまつわる話。とてもかわいいというか、感じのいいカップルです。我が家は住んでいるところがシリコンバレーだからか、LGBTQの人たちが多くいますし、子供たちの友達にも多くいます。我が家は、子供たちの友達はみんなWelcome. 男の子が彼氏を連れてくる時もあるし、女の子が彼女をつれてくることもある。新しいパートナーができれば、報告でつれてきてくれる人もいます。嬉しい限り。そのほか、いろいろな組み合わせの人たちがやってきます。いろんな人たちがやってきては、みんなでワイワイガヤガヤとご飯を食べます。多くの人が家に来てくれるってそれは、それはとても嬉しいことです。ありがたい限り。そのときに多く語られるのが、「親への告白」をどうするか?の話です。宗教が絡む場合も多々あります。

大変なんだろうし、ものすごく勇気がいることだ....と思うのだけど、「好きな人や大事な人を家に連れて来てくれた。紹介してくれた」っていうのがうれしい母の私としては、いまいちピンとこないのです。人間として生まれたからには、他人をリスペクトできない、大事にできない、人を好きだなーと思えない方が悲しい私にとっては、たぶん我が家に来た人たちの悩みである親への告白の話は、どこまで理解していたかは謎です。

この漫画。コミックなので、誇張もあるんだろうけど、そういうところも記述があって、

「あぁー。こういうことで困っていたんだなぁ。」

ということの一部だけど、理解できて目から鱗

最終的には、LGBTQなんていう単語がなくなればいいと思っています。誰が誰を好きになろうが、自分がどういう感情をもとうが、成人の大人が対等に恋愛できて幸せになるべきだからです。わざわざその相手がだれか?というので、差別があるというのは、おかしな話。

2巻からは、ここです。

まとめ買いはこちら。

試し読みはこちらでもできます。

きのう何食べた?http://www.moae.jp/comic/nanitabe

ということで、かわいいコミックで楽しかったよ。

自閉症の渡を助けてたら、私が困ってしまった件の続報。さらなる被害に合っている人が...。

きのう自閉症の息子が苦手な下着の買い物を私がネットでしたら、宣伝で常に検索画面の右側や、下に男性のパンツ一枚の股間の写真が出てきて困るという件。詳しくはこちらをクリック→自閉症の渡を助けて私が困ったこと。

この件を超真面目な開発リーダーに話しました。すると開発リーダーがちょっと怒ったような顔に。

「えっ?私、何かしました?なにか悪いこと言いました?もしかして、こんな愚痴を会社で言うのもセクハラ?やっぱりアメリカ厳しいの?」と思ったら、なんと彼も被害に合っていました。彼の被害は、なんと女性下着のビクトリア・シークレットの宣伝が出てくるというもの。1日中検索とかすると、ランダムで出てくるそうだ。

僕、ゆみさんと違って、購入もしていないし、検索もしていないのですが、宣伝で女性の下着姿が出てくるんです。もう、イラっとするんですよ。プレゼンで僕もコンピュータを使いますし、お客様の前で検索もします。こんなの他の人に見られたら、どうしようかと思いますよ。

と随分お怒りの様子。なぜ、女性下着の検索もしていないし購入もしていない独身の開発リーダーのところにビクトリアシークレットの宣伝が出てくるのか?

今、気がつきました!バレンタインデーに向けての宣伝です。こちらは男性から女性にプレゼントするわけで、ちょうど開発リーダーの年齢層をターゲットにプレゼント用の宣伝でした。

いやーこの宣伝、逆に嫌われるじゃないかな?と思いました。

どうしても広告を出したいのだったら、出る時間を夜にするとか、そういうふうにすればいいのに..。

いろいろ下着業界も大変なのね、と思った今日でした。

自閉症の渡を助けて私が困ってしまったこと

渡は、下着など自分が好きなブランドのものを探して安く買うというのが苦手。なので、先日のセールの時に、私が代わりにオンラインで彼のお気に入りのブランドの下着を購入しました。それからというのも、宣伝で常に下着姿でパンツ一枚の股間アップの写真の男性が、サイトの右側や下に出てくるようになってしまった。なので、お客さんのところで、自分のコンピューターでグーグル検索をして、何かを見せるというのが恥ずかしくてできない....困った...。

スタンフォード大学で講演会をして来ました。

スタンフォード大学からの依頼があり、講演会をしてきました。

こちらが案内状。

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講演会場に到着です。

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この会場は、Encina Hall(エンシナ ホール)という場所でした。この場所は、100年前は学生寮だった場所で、非常に歴史がある場所です。そんなところで講演会するなんて渡を産んだ頃は考えてもいなかったなーとしみじみ思う私。

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とりあえず、私が主にVoice4uを作った経緯などを話させて頂き、技術的なことや今後のVoice4uのAIが絡んでくるようなことまで多岐にわたる講演を開発チーダーが行いました。

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感想などもいろいろ頂きました。

  • 自分の仕事の着地地点もこうありたい。
  • このような仕事をしたい。
  • いままでなんとなく仕事をしていたけど、仕事のというものの意味が見えてきた。

等々...。

今は、講演会の問い合わせが多くきておりますが、なるべくいろいろな場所でお話ししたいと思いますので、お問い合わせ頂く時は、複数の希望日時と場所を記載の上、

info@sv4u.net

までお知らせくださいませ。

あー緊張したけど、終わった後の夕飯は超美味しかったです。

縄飛びって、どうよ。と思った私。

なわとびを10分したら健康にいいし、痩せる。と書いてあったので、簡単だーー!!と思い、3分200回を飛んだら、ふくらはぎが痛くて息があがって、もう飛べなくなった。これ3セットなんて無理だし...。痩せる前に死にそう...。私、子供の頃ってバカだったの?なんであんなに際限なく飛べたんだろう??謎...。

アメリカでの新年会

新年会に行ってまいりました。久しぶりの訪問着でした。

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絵は娘が大学時代に描いたもの。結構気に入っている私。

お正月なので、今回は着付けの先生にきつけてもらい、変わり結びで扇をリクエスト。綺麗に着付けていただきました。

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この先生は、ベイエリアでもサンフランシスコでも出張して着付けてくださいます。会場でも聞かれたので、とりあえず、こちらにあげておきます。→https://kkitsuke.wixsite.com/kimonowithkaoru

髪の毛は、自分でアップにしましたが、やはり髪の毛多すぎて頭重し...。なんだかんだで着付けができたので、会場に向かいました。

会場に金屏風があったので、とりあえずその前でも撮影。

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金屏風、似合わない私。自分で笑った。

寒いのに、パーティ会場は、すごい人で汗ぐっしょりになってしまいましたが、出会いもあって、楽しいひと時でございました。

さて、家に帰って着物を脱いでみると、えりのあたりに汚れが...。汗をかきすぎました日本だと着物のえりの汚れは、ベンジンで落とすのですが、アメリカでは、危険物扱いで購入が結構面倒。なので、ソーシャルメディアで聞いてみたら、なんと英語で、ベンジンと除光液は成分が同じなので、えりの汚れは落ちるはずと教えていただきました。やってみると見事に落ちた!すごい!!

帰宅後、着物の刺繍の半襟とか手で洗って干したりしてると、ものすごく幸せな気分になるし楽しいのだけど、洋服のえりの汚れを手で洗っても全く楽しくもなんともない。ただ苦痛なだけ..。この差はどこから来るんだろう。なぞ...。ということで、久しぶりにお着物で楽しい1日を過ごしました。

娘、Great Job!

ここ数日、あまりに忙しくて、ヘロヘロで迎えた週末。「あー。ご飯も作るのめんどうだな」と思っていたら、娘が帰省時に、渡の書類やミーティングなどをラッセル車のように片付け、空いた時間でお肉4kgを使って、2日かけて大量に餃子とサンノゼ豆腐のおからで作ったおからクッキーを冷凍してくれてありました。作っている時は、「ラーメン屋でも開業するのか?」と思って私は見ていたのだった。餃子は私が常日頃お世話になっている私のお友達にお礼をいいつつ、(母が世話になってすみません、と。)クリスマスプレゼントがわりに配ってから、ロサンジェルスに帰っていった。

どうもその時に私の分も大量に作ってくれていた。娘。Great Job!だわ。けど、これってお母さんが一人暮らしの男の子の家に行って、いろいろ作って冷凍して帰っていくのに似てる…。どっちが親なんだか…。ふくざつ....だけど、餃子は死ぬほど美味しかったので、ふくざつ...なことは考えない。娘、ありがとう!